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2025/08/18 15:29
この刀は慶長十三年に将軍、徳川秀忠から松平姓を許され陸奥守に任じられた時に一緒に拝領したものだそうだ。
亘理来の亘理は伊達成実の亘理かと思うかも知れないが関係があるかはわかっていない。
来と呼ばれる刀工の一派は鎌倉中期から南北朝にかけて二代いる。
この刀が初代か二代なのかはわかっていない。
この刀は専門家でもその区別をつけるのが非常に困難らしい。
もともと長い刀であったが、戦国期の合戦は接近戦が多かった為、太刀の長さが大分短くなった。
無い太刀は短く磨きあげ使用されるようになったという。
この刀は昭和九年に重要美術品に認定されていたが、現在は所在が不明なのだという。
戦争で没収されたのか、空襲で行方不明なのか、誰かが保管しているのか。
この政宗の愛刀はどこへ行ったのでしょうか。
新たな資料が発見される事を祈ります。
もしかしてあなたの家の蔵の中にあるかも知れませんよ。