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2025/08/22 21:01
織田信長、豊臣秀吉ら天下人がもった刀は御物と呼ばれるそうです。
鶴丸国永は京都の鍛冶、五条国永の太刀だ。
名物、鶴丸の太刀は刀長は実測78.6センチ、反りが2.7センチあった。
後北条の秘蔵刀であったが織田信長の手に渡り伏見の藤森神社に寄進した。
その後、政宗は欲しいと言い出したのか、本阿弥一族から伊達家にもたらされた。
この本阿弥光悦の一族と政宗はかなり深いつながりがあったのだろう。
政宗の人脈、政治力には恐れ入る。
江戸時代には伊達家秘蔵刀とされていたが、明治天皇の奥州行幸の際に明治天皇に献上している。
この刀は皇室、東京国立博物館にでも所蔵されているのだろう。
鶴丸の鶴は太刀拵えに鶴の紋様があった為と言われている。
以外にも政宗は刀に執着していたんだなと思わせる。
しかし、彼は最終的に気に入ったものは自分で作ると考えになる。
刀工を仙台に呼び寄せ、庇護したり、よい酒があると柳生宗矩から酒造り職人を移住させたり。
彼は文化を創り出してしまう所がまた凄い所でもある。
今の仙台の基礎は彼が創りだしていると思わざるえない。

